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サービス紹介動画とは?企業担当者が実践できる制作方法を紹介

マーケティング戦略の一つとしてサービス紹介動画を活用する企業が増えています。
本記事ではサービス紹介動画の特徴やメリット、そして企業の担当者さまが実践できるサービス動画制作のコツを紹介します。

サービス紹介動画とは?

「サービス紹介動画」とは「サービスの紹介を目的に制作された動画」のことです。

一般的にサービスには形がなく、目に見える商品と比べてサービスの価値やメリットを理解することは難しいといえます。パンフレットやwebサイト上にて記事や写真だけでその魅力を伝えるのは難しいことだと思います。

しかし、自社で行っているサービスの紹介で動画を活用すると、視覚や聴覚に対して多方向から訴求できるため、文字や画像だけの情報よりも理解しやすくなります。

また、動画を作るためには紹介するサービス自体を深掘り分析した上で、台本を作ります。
そのため整理した情報をユーザーに届けることができ、サービスの特徴やメリットを視聴者に訴えかけやすく、購入や導入に対するハードルを下げることができます。

このように本来は目に見えないサービスをわかりやすく伝えるのにサービス紹介動画は役立ちます。

サービス紹介動画を制作するメリット

企業がサービス紹介動画を制作することで得られるメリットは大きく3つあります。

  • 複雑なサービスや無形商材もわかりやすく伝えられる
  • サービスの利用イメージが湧きやすい
  • Webサイト、広告、営業などあらゆる場面で活用できる

①複雑なサービスもわかりやすく伝えられる

言葉では伝えることが難しい複雑なサービスほど、動画を活用することで視聴者に対してわかりやすく伝えることができます。

動画の場合、実写やアニメーション、ナレーションなど、サービスの訴求内容にとって最適な表現方法を選択することが可能です。

たとえば、業務効率化を実現するクラウドサービスの場合、どれくらい効率化されるのかを表現するためにはグラフアニメーションにて視覚的に表現するのが効果的です。
また、サービスを利用している企業の担当者のかたのインタビューを、ユーザーレビューという形で入れるのも効果的と言えるでしょう。
また、実際に利用しているイメージを実写の映像で見せたり、画面操作の様子を見せたり、アニメーションにてサービス自体の仕組みをお伝えするのも効果的です。

このようにテキストや画像のみでは理解しにくいサービス内容であっても、動きのある映像と音声が加わることで、サービスの理解のしやすさが格段とアップします。動画であれば、サービスの利用イメージをわかりやすく伝えることができると言えるでしょう。

②サービスの利用イメージが湧きやすい

サービス紹介動画であれば、サービスの利用イメージもわかりやすく伝えられます。

例えば、食品宅配サービスを紹介する動画であれば、配達員の姿や商品の梱包、お届け先での受け取りシーンなど、実際に注文して商品が届くまでの流れを映像で表現することで具体的なイメージが伝わりやすくなります。

またSaaSやクラウドサービスを紹介する動画であれば、実際にユーザーが画面を操作している様子を動画で表現することも可能です。

③Webサイト、広告、営業などあらゆる場面で活用できる

サービス紹介動画はオンライン・オフライン問わずにあらゆる場面で活用可能です。
たとえば以下のような活用シーンがあります。

  • Webサイト
  • facebook、Instagram、TwitterなどのSNS
  • youtubeチャンネルのコンテンツとして
  • TVCM・Web広告、各種サイネージ広告
  • 営業ツール

そのほかにも、展示会での使用やリクルートの際求職者に対して自社のサービスを紹介するために使ったりなど、一度サービス紹介動画を制作しておけば、幅広い場面で活用できます。

サービス紹介動画を作る際に押さえるべき点

サービス紹介動画を制作する際には、押さえるべきポイントが3つあります。

届けたいターゲットを明確にする

どの媒体、コンテンツでもそうですが、誰に何を伝えるのか、ターゲットを明確にすることが重要です。情報を届けたいのはどんな相手なのか。例えばBtoBのサービスの場合とBtoCのサービスの場合ではターゲットとなるユーザーの属性は変わってきます。また、10代の女性と60代の男性では、魅力を感じるポイントが違うはずです。
誰(どんな人)に対してサービスの情報を届けたいのかが決まらなければ、相手の心に響く動画を作ることはできません。

また、サービスの魅力が伝わる動画を作るためには、ターゲットを絞り込むことが非常に重要です。
ターゲットの範囲を広げ過ぎてしまうと、一番アピールしたい層にきちんと響くプロモーションを行うことができません。

なんでもそうですが、欲張るのはNGですよ!

伝えたいことを入れすぎない

たくさんの情報を伝えることができるのが魅力の動画コンテンツ。
しかし、1つの動画の中に、サービス概要や使い方、ユーザーレビュー、サービスの想い・・・・・あれもこれも伝えたい!という形で伝えたいことを詰め込みすぎるのはNGです。
再生時間が長くなり、動画の途中で離脱が増えるだけではなく、情報量が多いと結局なにを伝えたいのかがわからず、なにも頭に入ってこない動画になりがちです。
集客につながる動画を制作するためには、動画に入れ込む情報を厳選することが大切です。

ターゲットが魅力と感じてくれるのはどのポイントなのか。視聴者にどんな行動をしてほしいのかを整理して、サービス紹介動画を考えるとスムーズに構成が考えられます。

もし「ターゲットに刺さるものが何かわからない」または「伝えたい情報がたくさんありすぎて選べない」という場合は、動画自体をパターン別で作りABテストを実施してみる方法もあります。
また、youtubeで誰でもメディアを持てる時代なので、テーマ別で動画を作成し、チャンネルとしてプロモーションしていくという方法もあります!

ユーザーに対して提供するソリューションを明確にする

サービス紹介動画では、ユーザーの課題に対してソリューションを提供できるということがしっかり伝えられることが理想です。
サービスは企業であったり個人の課題を解決するためにあるものだと思います。

自社のサービスがどのような課題を、どのように解決してくれるのかしっかり整理して動画を作りましょう。

サービス紹介動画制作のフロー

サービス紹介動画の制作フローは以下の段取りで進めます。

企画・構成を考える

まずは、動画を通して誰にどんなことを伝えたいのかについてを、先ほど紹介した「動画制作時に押さえるべき点」を意識しながら動画の企画を立案します。

その上で伝えたい内容がどのような構成(ストーリー)だと伝わりやすいかを視聴者目線で組み立てていきましょう。
また、ターゲットについて考える際には、性別や年齢層、趣味、嗜好まで、より絞り込むことが大事です。
ここで考えたターゲット設定は、1つの動画のためだけではなく、動画PRプロジェクト全体の企画としてや、完成した動画の配信先を決める際にも役立ちます。
「どんなSNSを活用しているか」まで考えてペルソナを設定していくのも良いですよ。

撮影をする

企画・構成が決まったら、必要な素材を集めていく作業に移ります。

その中の1つが撮影です。企画・構成を考える中で必要になった素材を収録していきましょう。
サービス利用の様子や開発者の想いなど視聴者に魅力を伝えるために必要なカットを収録していきます。
また、ユーザーレビューや利用者インタビューが必要であればしっかりと撮影していきましょう。

今、撮影に関してはスマホや一眼レフカメラなど簡単にできる機材が増えています。予算を抑えるという意味では自分たちで撮影してみるというのも効果的です!

編集をする

撮影した動画素材をもとに、動画を編集します。
必要に応じてインフォグラフィックアニメーションやグラフアニメーション、CGなどを交えて視覚的に伝える工夫をいれていくのも重要です。

また、テロップやBGM、ナレーションを挿入していくとより伝わりやすい動画になります。

編集についてはある程度のスキルが必要になってくるため、自分で初めて行う場合は、プロ向けのソフトから始めるのではなくスマホアプリなど簡単に動画編集ができるものを使うのがオススメです。また、編集部分のみプロの会社に発注するのも良いと思います。

活用する

作った動画は必ず活用しましょう。
気軽に活用する方法としては,youtubeや各種SNSが効果的です。ただし媒体ごとに最適な画面サイズや再生時間、更新頻度などがあるので注意しましょう。
また、webサイト・SNS上での広告運用やサイネージやビジョン広告での活用も効果的です。

作った動画はお持ちのSNS全てで使ってみるのが効果検証もできるのでオススメです。

サービス紹介動画の事例

エスプリビジョンでは、サービス紹介動画を多数制作しています。
ここでは一部事例を紹介します。

【サービス紹介動画】

「コールコール IVR」 WebCM 30秒|電話DXのコールコール
「コールコール IVR」 WebCM 30秒|電話DXのコールコール
動画の種類実写動画
長さ・尺30秒

電話自動化サービスのサービス紹介動画。
実写のシチュエーション動画を軸に、インフォグラフィックやグラフアニメーションを用いてわかりやすく端的にまとめました。こちらはweb広告用に制作したため30秒という縛りの中で制作をおこないました。

サービス紹介動画を活用して集客・お問い合わせにつなげよう!

いかがでしたか?

今回はサービス紹介動画を活用するポイントと事例を紹介しました。

動画はわかりずらいをわかりやすく訴求し、集客や問い合わせに繋げることができるコンテンツです。
スマホで撮影した動画でも、しっかりとプロのカメラマンに撮ってもらった映像でも、静止画や記事だけでは伝えるこができない整理した情報を届け、優秀な営業マンのようにサービスの魅力を雰囲気を伝えることができるのが動画の最大の魅力です。

ただし実際に動画制作・活用を行う際は、さまざまな専門知識が欠かせません。

エスプリビジョンでは映像制作会社として、
映像制作はもちろんのこと、動画制作独特の”わかりづらい”を解決すべく動画コンサルティングというサービスも展開しております。
動画制作が初めてというお客さまでも一緒にプランや企画の作成から参画することができます。さらには内製化のための社員育成、体制構築のサポートも行なっております。
もし外部制作会社に依頼しようとお考えでしたら、ぜひ弊社ホームページも見てみてください。

もちろん、ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせいただければと思います!

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