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業務の隙間時間を有効活用!動画で実現する社員教育のススメ

社員教育・人材育成は、どの業種においても、経営者の皆さんにとってつきまとう課題だと思います。
会社として行う集合研修や外部の研修、さらには各チームでの落とし込みなど、各社さまざまな方法で教育を実践しているかと思います。
会社にとって最も大切なのは人材であり、会社の成長にとって社員教育とビジョンの共有が必要不可欠であるといっても過言ではないと思います。
日々の通常業務がある中で社員を企業の戦力として成長させるためにはどうしたら良いのか。
会社としての文化・考え方をどのように伝え、学習してもらうことが最善なのか。
教える側の課題として、しっかりとした指導できる人材ほど多忙であり、なかなか教育にかける時間が取れず、研修を行うことができないという現実があります。
また、教育を受ける側の課題として、実務がある中でなかなか学習の時間を確保できないというのがあります。
これらの課題は、動画コンテンツを活用することで解決することができます。

企業が動画学習を活用するメリット

動画を使った社内教育には、教える側教わる側の双方にメリットがあります。

・効率的な学習〜隙間時間を活用!〜

集合研修と違い、受講生を一同に集める必要がないため、教わる側のペースで学習することができます。さらにスマホやタブレットでの視聴を可能にすることで、移動時間や、業務と業務の空いた時間などの”隙間時間”を有効活用し、それぞれの都合に合わせて学習を行うことができます。
また、1度の視聴で理解できなくても、2度3度と学習できるのもメリットです。

・教育担当の業務軽減〜1回作れば繰り返し使える!〜

企業が社内教育を行う際、課題となるのが教える側の負荷です。
集合研修にしろ、1on1での教育にしろ、教育担当者の負荷は確実に増えます。
特に優秀な講師(教育担当者)ほど日々の業務が忙しく、たくさんのタスクを抱えているため実務に支障を来してしまう、もしくは教育を行う時間をなかなか調整できないといったケースも多く聞きます。

動画の場合、一度コンテンツ化しておけば、教える度に同じ内容を繰り返して話す必要がなくなり、教える側の時間的拘束も最小限に抑えることができ、教育担当の業務の手間をかなり軽減できます。
また、支社や多店舗経営をされている小売事業体の会社さまでも遠方への出張を削減でき効率的な狂句を実現できます。

・質の均一化〜教える人依存が解消します〜

動画の場合、教える担当者によって研修内容に差が出てしまうという、属人的な課題を解決できます。
また、教わる側は、一度動画で学習した上で不明点や確認を行うことになるでしょう。
そのため教育担当への質問の質が向上し、習熟度が向上します。
わざわざイチから説明する必要がなく、具体的な内容、業務と紐づけた質問が期待されるため、必然とコミュニケーションの質が上がります。

教育用動画の活用シーン

社員教育に動画を活用し隙間時間を有効活用することは、弊社のクライアント含め様々な企業で取り入れられています。

新人教育に動画を活用!

これまで集合研修や現場の OJT で教えていた、新人スタッフ向けの研修を動画化することで、教える側の手間とコストを軽減し属人的な教育の質を均一化できます。また、学ぶ側が自分が苦手なスキルや、1度の視聴では理解が難しかった箇所に関して繰り返し視聴することができます。
そのため習熟レベルの向上にもつながります。
商材理解、販売ノウハウの習熟、コンプライアンス研修など、新人社員を企業の戦力として成長させるために行うすべての研修で動画を取り入れることができます。

業務スキル向上に動画を活用!

接客を伴う業種に関しては、実際の接客を収録したロールプレイング動画の活用がオススメです。
テキストや写真では伝わらない表情や間のとり方などリアルな接客を動画で見ることができるのが特徴です。
また、これまで書類で展開していたセールスプロセスを視覚化した営業マニュアル、店舗スタッフ向けの接客マニュアル、業務に直結するツールの使用方法などの各種マニュアルを動画することもオススメです。
商材理解、提案力強化に役立ち、真似をすることを積み重ねていく中で自分自身のスキルとして身につけていくことが実現します。

集合研修の振り返り教材として動画を活用

研修やマニュアルを動画に置き換えるだけではなく、リアルで行った集合研修を収録し、その後の振り返り教材として活用することもオススメです。
1度の研修だけで100%内容を理解することは難しいです。
研修を収録し、その後の振り返り教材として視聴できる環境を作れば、社員の習熟度向上に役立ちます。また、オンライン研修の場合はアーカイブとして配信することができます。

教育動画を制作する際のポイント

社員教育用の動画コンテンツを制作する際に大切なのは、“学ぶ側が内容を理解し、業務に生かせる”という本質を忘れないことです。動画制作によくある失敗ですが、作る側の自己満足にならないように気をつけましょう。

①視聴しやすい(テイスト/再生時間)

教育用動画を制作する際は、学ぶ側に最適化することをマストに考える必要があります。
学習する側の属性(年齢や性別、経験レベル)によって動画のテイストを変化させる必要があります。例えば、新卒向けの動画の場合はイラストやアニメーションを多用し、視聴するハードルを下げる工夫が必要です。
また、マネジメントクラス向けの場合は、NEWS番組や経済番組のようにカッチリとしたハイクラス向けのテイストを採用しています。
属性、訴求内容ごとに表現方法や全体のテイストを変えることで、学ぶ側が興味を持ってくれる仕掛けが必要になってきます。

再生時間に関しては、隙間時間に学習できるよう1本あたり5分〜10分程度でセンテンスごとに分割したプログラムを組むことがオススメです。
これ以上長いと、学習するための時間確保が必要になり、負荷が増えてしまいます。
キリの良い部分でチャプター分けすることで、途中離脱を防ぐ効果もあります。

②わかりやすい

とにかくわかりやすく作ることを意識するべきです。
言葉はなるべく簡単な言葉で、言葉だけでは伝わらないものはスライドやイラスト、イメージ写真や映像などを多用しましょう。
集合研修やOJTではその場の空気で補足などが可能ですが、動画の場合はそれができません。
そのため、リアル研修よりも整理して端的にわかりやすく訴求していく必要があります。特に新人用やの動画の場合はなおさらです。
各コンテンツの視聴ターゲットに合わせた言葉選び、内容訴求がポイントです。
また、動画の場合は視聴環境を選ばないため、講師やナレーターの言葉を文字情報で入れるフォローテロップの活用もマストです。テロップがあれば、音が聞けない環境でもしっかりと学習できるコンテンツになります。

③情報過多にならない

実はこの3つ目のポイントが一番重要です。
動画教材を利用した学習は一方通行の学習です。
一方的に膨大な情報を詰め込めるだけ詰め込んでしまうと、結局なにも学習できない動画になってしまいます。
リアル研修の場合、目の前の受講者たちの様子を見て進められますが動画の場合はそうはいきません。
5分〜10分の動画の場合ですと、訴求する内容は、メインテーマ1つサブテーマ3つくらいの量がちょうど良いと思います。
1本1本の動画が「何について学べるのか」というテーマを明確にし、それぞれの動画で完結するように作るのがオススメです。

例えば、マナー研修の動画の場合は、チャプターをいくつか分ける構成にし、「名刺交換の仕方編」「メールの書き方編」など、それぞれのテーマごとに動画を分けることがオススメです。

まとめ

隙間時間に”動画”を効果的に活用した教育を実践することで、「効率的な学習」「教育担当の業務軽減」「質の均一化」といったメリットを受けることができます。
また、PCだけではなく、タブレットやスマートフォンでも気軽に視聴学習を行うことができるので、これまでの集合研修や付きっきりの教育と違い、移動時間や業務と業務の隙間時間を効率的に活用することができます。

また、社員教育用の動画は、自社のノウハウや秘匿が絡むケースが多くなります。
そのため全てを映像制作会社に丸投げするのではなく、企画や構成などの頭脳となる部分は内製(インハウス)で行い、撮影や編集などの映像技術が必要な部分を制作会社へ依頼して作成することがオススメです。制作にかかるコスト(金額/時間)を下げ、クオリティを上げることが可能です。

弊社では動画の制作はもちろん、動画を内製化する際のコンサルティングやプランニングなど企業が動画を気軽に作って活用することをサポートしています。

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